活動状況

親子ふれあい教室
 氷見市が「海の日(7月20日)」制定を記念して、市内の小学生とその父母に海に親しむ機会を提供し、漁業活動を実際に見学したり体験することにより、海の恵みに感謝し漁業の大切さや役割について認識を深めるため、親子ふれあい漁業体験教室を開催いたしました。その時に当組合青年部も協力した内容についてご報告します。

親子ふれあい教室  平成13年7月20日の「海の日」は、朝から天候にも恵まれ、市内の小学校から約40組の親子が参加し、午前8時より氷見漁港の市場内で開会式を行いました。

 その後、バスで近くの海岸に移動し、約30分間全員で海岸清掃を行い、集められたゴミを見て生活ゴミ(ペットボトル・トレイ・お菓子の袋等)の多さに驚いた様子でした。引続き、青年部や地元漁師さんの協力のもと地曳網の体験を行いました。地曳網では、はじめは元気に網を曳いていた子供たちも曳いても曳いてもなかなか終わらない作業に疲れてきたとき、ようやく魚が少しずつ見え始めるとまた元気を出して最後までがんばっていました。今回の漁獲量は小魚が50kg程でしたが子供たちが自分で取った魚に大変満足した様子でした。また同時に漁業の大変さもわかったようでした。次は定置網漁業の見学です。参加者はいったん漁港に戻りそこから遊覧船に乗り30分程のところにある漁場で、青年部員たちが行う網起しの様子を青年部長の説明を聞きながら見学しました。今日の漁獲物はフクラギ、クロダイ、コノシロ等で漁獲量は100kg程でした。これらは市場に帰ってから魚の捌き方教室の材料になります。

親子ふれあい教室 市場につくと早速5・6班に分かれ、青年部員たちが先生となり捌き方教室が始まりました。親子が一組となり部員たちに教えてもらいながら三枚におろし、最後は刺身まで造りました。店に並んでいるものとは違い、形や大きさが不揃いだったりしたけれども、味は今まで食べた事の無い最高の刺身だったと思います。参加者が自分たちで造った刺身と自分たちの獲った魚で作った味噌汁で昼食を取り、その後、漁港内でクロダイの稚魚を放流しました。これで本日の行事は全て終わり、午後2時頃から閉会式を行いました。

 部員たちは、本日参加した親子の様子(子供たちの歓声や親たちの真剣な眼差し等)を見て開催目的のとおり、海の恵みに感謝し漁業の大切さを少しでも分かって貰えたのではないかと話し合いました。



飲酒運転はイカんぞ!作戦
 平成13年9月21日から9月30日まで実施された「秋の全国交通安全運動」に際し、氷見漁協青年部が海鮮館テナント会及び氷見市交通安全協会等と協力し、9月25日に氷見市窪の国道160号で「飲酒運転はイカんぞ!作戦」のキャンペーンを行いました。

 氷見漁協青年部と海鮮館テナント会は、このキャンペーンのために今朝氷見漁港に水揚げされたばかりのキトキトのスルメイカ1500パイ、フクラギ300kgを用意しました。青年部のメンバーは他の関係団体と協力し、ポリ袋に氷を詰めてイカとフクラギを2匹づつ入れ、チラシと共にドライバーに「今日は外で飲まずにまっすぐ家に帰り、この魚で一杯やって下さい」と言いながら手渡しました。ドライバーは思わぬプレゼントに喜びながらも「交通三悪は絶対してはイカん!」と心に誓ったようでした。

 また、交通安全終了後に県下において昭和62年以来14年ぶりに本運動期間中の死亡事故の発生を見ることなく推移したことを知り大変うれしく思いました。今後は、家庭や職場での交通安全に一層気をつけ、事故のない明るい社会の実現に少しでも協力していきたいと部員間で話し合いました。
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飲酒運転はイカんぞ

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